慣れ親しんだキャンプ場へ…

真湯キャンプ場の様子を見た後、一関市近辺から広域農道を使って北上を試みる。
今までR4を使っていたのだが、あまり旅という雰囲気のする道ではないので、こちらの農道の方がいいかもしれない。ただし、ガソリンスタンド・コンビニも殆ど無いので、給油やら休憩する場合は少し注意が必要かもね。
どこまで北に進むかは決めていない旅だけど、そろそろ帰りの日程も決めなくてはいけないなぁ…
そんな事を頭の中で考えつつもバイクは走る。時間的にも慣れ親しんだ相の沢キャンプ場でテントを張ることにしよう。
幸いにして眺めのいい場所がまだ空いていたのでそこに一晩泊まる事にする。と、先日あだたら高原で一緒になった某オーイシ氏のテントを発見。そういや相の沢で連泊するような事を言っていたっけ。
ともかくも、その日は自分と某氏、そして某氏の隣にテントを張った若者と焚き火を囲んでゆったりとした一時を過ごさせてもらった。

栗駒山越え

いったん湯沢市に下りてから再び岩手県へとバイクを進める。
R342を東へ東へと走り、写真は栗駒山を少し降りた辺りの場所。峠で休憩しなかったため、こんな中途半端な場所で撮ったのだがこれはこれで辺り一面の雪を撮ることが出来たのでよしとしましょうw
お陰で周りはひんやりと涼しく、先ほどかいた汗はすっかり引くことが出来た。

川原毛大滝に行ってみる

朝一番、と言っても9時をとうに過ぎてしまった頃、ようやくキャンプ地を出発する。
まずは近くにある川原毛大滝の様子見。ここは河原と滝壺が温泉という、北海道で言うところのカムイワッカ湯の滝のような感じで湯船に浸かることが出来るらしい。
走り始めて30分ほどで駐車場につき、そこから10分も歩けば写真のような光景を目の当たりにすることが出来る。
この時期は雪解け水のため川の水量が増加、それに伴って湯温も低下するらしい。実際に滝壺近くで温度を測ってみたが、ほとんど水と変わりないぐらい。先客の人がいたので話しかけてみると、彼等はそれでも入ったらしく体が冷えて堪らないらしい…
これだと一体何のための温泉かわからなくなるね。
河原に湯船があるとの情報を当てにして行ったのだが、この様子だとどこもかしこも水温は低いような気がする。あきらめて先に進むことにしよう。

今回はここが幕営地

道路標識を頼りにやってきたのは今回の幕営地、じゅんさい沼キャンプ場。
運良く今日からオープンらしい。
人の気も無かったので今日は久々に自分独りかな?と思っていたが、
先客のバイク糊がいるご様子。
やはりいる所にはいるもんですなぁ。
テントを張った後、下界まで買い出しにいっている間にもう一人
のバイク糊が来た様子。
折角なので自分も酒盛りに参加させて貰ったり。
御二方ともキャンプ生活を大分やり馴れている雰囲気が漂っていて、
話を聞いてみるとやはりその通り。日本一周やら温泉巡りの話、登山の話、
実は某アウトドアメーカーの中の人だったりと話の内容はバラエティー。
話も弾んで楽しかったのだが、同じ世代のせいなのか、気づくと話題はローンやら
何やらとヘビーな話になってしまうのは何故だろうw

冬季通行止めに行く手を阻まれ

湯浜峠と花山峠を時間内にクリアする。後はK282を走るだけ〜、などと
考えていたのだが写真にあるように冬季通行止めorz
地元の人に聞いた話によれば、道路はおそらく問題ないが
道路脇の雪が崩れるかもしれないということらしい。
と言うわけで今晩の幕営地を変更せねばならなくなった。
地図をよ〜く見てみると某氏がオススメしていたキャンプ場が近くに
あるのを思いだし、道路標示を目安にそこらじゅうを探し出すことにした。

移動途中で見つけたいい場所

あだたら野営場を出発した後、仙台まではノロノロ運転が続く。
連日の暑さに参っていたので、三陸方面に行く予定を急遽変更。
山の中へと突き進もう。
R457→R47→R457→R398→K282→R342のルートを使えば真湯野営場に
テントを張れるな…と思ってバイクの歩みを進める。
写真は途中小田ダムに行く途中で見つけた景色のよい場所。
草の丈が思ったよりも長いのでテント泊には不適かもしれないが、
この眺望には惹かれるものがある。先を急がなければもう少し
滞在していたかったが、直近の峠が夜間通行止めのため、先を急ぐ事にしよう。